2019 タンジェント　ソーヴィニヨンブラン　Tangent SauvignonBlanc

　エドナ・バレーは、太平洋から西にわずか5マイル(約8キロ)のところに広がる、カリフォルニア州内で最も長く冷涼な生産地。土壌は火山性の粘土質ローム層と岩の多い海洋性の堆積物が混ざったもので栄養分はほとんどないため、ぶどうの木は栄養分を求め地中深くに根を張り、高品質で風味豊かなぶどうが育ちます。ぶどうはゆっくりと熟し、骨格のあるミネラルと良質な酸を持った果実へと成長します。
　ロブ・タキガワ氏が率いる醸造チームは、タンジェントを含むバイリヤーナ・ポートフォリオで20年以上の経験を持っており、理想的な仕上がりのワインを実現するために、異なるレベルの熟度で収穫を行います。
　まだ、果実の酸度が高く、糖度が低いため、柑橘類の爽やかさとわずかにハーブの風味が感じられるタイミングでの収穫。その次にバランスのとれた熟度で収穫、そして、シーズンの少し遅めのタイミングで収穫されます。このシーズン遅めに収穫された果実は、トロピカルな香りとまろやかな口当たりが特徴です。3つのステージごとに異なる畑のブロックからぶどうを収穫し、それぞれ別々のステンレスタンクで低温発酵を行います。
タンジェントが目指しているのは、心地よい酸の骨格を持つ生き生きとしたワインを造ることなので 様々な料理と自然に楽しめるように、樽やマロラクティック発酵は一切しておりません。

SIPTM CERTIFIED SUSTAINABLE
注目すべきパラゴン・ヴィンヤードは、Sustainability in Practice (SIP™) Vineyard Certificationを取得しています。このブドウ園は歴史的に、周囲の環境のあらゆる面を考慮して、慎重かつ責任ある方法で栽培されてきました。この認証は、環境管理、経済的な実行可能性、従業員の公平な処遇へのコミットメントを証明するものです。SIP™は、統合された農法へのブドウ園の配慮を認証するための包括的で検証可能な方法を提供します。